Ｍのディナー　豪快なボリュームの大人気ビストロ　北区池田町　「DIVA」

2006 9/05

北区池田町にあるフレンチレストラン「DIVA（ディーバ）」でディナーをいただきました。
がっつり系ビストロの草分け的お店として大人気のお店で、とにかく全ての料理のポーションが驚くべきボリュームなのです！
このお店のディナーの基本は「前菜」「主菜」「デザート」をそれぞれ好みのものを１品ずつ選ぶプリフィクススタイルになっています。
たった３品？
と思われるかもしれませんが本当にボリュームたっぷりなので、男性でもビールやワインを飲みながらでは全て食べ切るのにかなり苦労するくらいで、女性では無理な人も多いと思います。
しかしそのがっつりに魅了された人たちにとってはたまらないお店なのです（＾＾
もちろんがっつりのボリュームだけが特徴なのではなく、その繊細な味付けにこそ根強いファンが多いのです。

こちらはいきなり「主菜」ですが、「白金豚背肉のポワレ」です。
これはデカイ！
本当にデカイ！
掌ほどの面積のあるお肉は一番分厚い部分は５cmほどの厚みがあって、かなりの重量感です。
粒マスタードがちりばめられた表面はカリッと焼きあげられ、中は半生のピンク色状態。
適度な脂身が混じり素晴らしく柔らかいお肉は、噛むと肉汁が口からあふれ出そうになる程ジューシーです。
その肉汁がまた甘い！
かかっているソースと粒マスタード、塩コショウがその甘味をさらに増長させてくれる素晴らしい味でした。
添えられたヤングコーンはとても香ばしく、サクサクの食感です。
これがまた本当に大量で、食べても食べても減らないのです・・・
全て食べきると顎がかなり疲れていました（＾＾；

こちらは「前菜」で選択した「サーモン・キュウリ・アボガドのタルタル」です。
大量のしゅんぎく（？）の下にはこれまた大量のサーモンが隠れています。

脂の乗ったサーモンとトロトロのアボガド、シャキシャキのキュウリのハーモニーが素晴らしかったです！
カリカリのフランスパンに乗せて食べるととても美味しかったです。

パンもどう考えても大き過ぎます（＾＾

こちらがデザートで選んだ「あたたかいチョコレートケーキとホワイトチョコのブランマンジェ」です。
温かいチョコレートケーキは、フォークで割ると中からふわりと湯気が上がります。
甘さ控えめの濃厚なチョコレート味のケーキはフワフワで口の中でとろけました。
これもたまらなく旨かったのですが、一つ一つが本当にデカ過ぎるのです。
これはどう見ても１人前が３つの３人前ですね（＾＾；
ほぼ満腹状態で出てきたこの驚くべきボリュームのデザートには完全KOされてしまいましたが、別腹をお持ちの諸姉には嬉しい限りなのデザートなのだと思います（＾＾

最後に濃厚エスプレッソでほっと一息。

選べる「前菜」「主菜」「デザート」にパンとコーヒーが付いた大満足のコースは４２００円です。
この内容ではお得すぎるお値段だと思います！
追加料金のかかる高級食材をしようした料理もありますし、前菜や主菜の追加もしていただけるようです。
それにしてもどれもこれも魅力的なメニューばかりですね（＾＾

天満市場の中のビルの２階という非常に分かりにくい場所にあるお店で、何度も行ったことのある人でも毎回迷ってしまう人もいるそうです（＾＾
それほど広くはないお店ですが、こんな辺鄙な場所にあるというのに満席でした！
その店内を大きな体をした店主の方が１人でサービスされています。
調理は別の方がされているのですが、それ以外を全てお一人でこなされていてとても忙しそうに動かれているので、ちょっと声をかけにくい雰囲気はあります。
しかし他のお客さんも慣れたものでそのあたりのところはよくご理解されているようです（＾＾
「この店主がちょっと恐いから」というので行くのをためらっている人もいると聞いたことがあるのですが、私にはとても良い方に見えました（＾＾
おそらくちょっとシャイな性格をされているのと同時に本当に一生懸命なのでしょう！
それでもお客さんの食事のペースなどはしっかり把握されていて、ストレスの無いタイミングで全てが進行していくのは素晴らしかったです。
この地でもう十数年続けておられるようですが毎晩予約でいっぱいになるのは、皆このお店の良さを十分に分かっているからなのでしょう（＾＾